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空ごはん、陸ごはん。

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フランクフルト初日

仕事のトレーニングのために、フランクフルトに滞在しています。
フランクフルト在住のドイツ人から言われたことは、

『ミュンヘンとは違うから、フランクフルトでは、スリに気をつけなさい。』
『ミュンヘンとは違うから、夜は一人で歩いちゃダメ』

今日の昼間、普通に市内を歩いていたのだが、ミュンヘンと同じように尊敬するべき振る舞い、そして時にミュンヘナーよりもすごいじゃないかという待遇に遭遇。

横断歩道で車の通過を待っていると、どのドライバーも笑顔で道を譲って下さる。
どのバスに乗ればいいか分からないときは、向こうから歩み寄って教えて下さる。

す、すごいっ!!フランクフルト、すごいじゃないか!

しかし、帰ってから気づいた。
それは、私が美人で可愛らしい同僚グループと一緒に歩いていたからだということに。
その裏付けに、これらはローカル男性から受けたご恩である・・・。

美人には、国賓待遇。
世界的ルールである。
フランクフルトでは、昼間であればこそ一人で歩かないようにしよう。
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# by love_joy | 2012-06-10 21:22 | 路地裏のヒトコマ

ほんの違いはあるけれど

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今夜は、野菜:地鶏=9:1の餃子を作ったのだが、
頂くときにつけるたれがパートナーとは違うのが面白かった。

彼は、おしょうゆ&ごま油。
私はバルサミコのみ。

日差しが強い中で取材に歩き回っていた私には、バルサミコが具合よく体をほどいてくれる。
彼は、一日家で仕事をしていたので、少し体が冷えたのかもしれない。まろやかかつ濃くのあるフレーバーが欲しかったのだろう。

反省。こういうときの献立は、温サラダではなくやわらかな葛のとろみ入りスープですね。

同じ家に住みながらも、異星人。
けれど、こうやって同じ食事をはふはふと頂ける幸せ。
ふふ、人と暮らすのって、たのしいね。
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# by love_joy | 2012-06-07 22:57 | 空ごはん、陸ごはん。

ヌヌの赤い香水

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ヌヌは、私が休学してイスラエルでボランティアをしていた頃のフラットメイト。私が19歳、彼女が23歳の時である。

彼女はデンマーク人で、プラチナブロンドのベリーショート(すぐ後にスキンヘッドとなる)に青い瞳。周りのみんなが吸い込まれるような赤ちゃん顔が、ブリジッド・バルドーよりもメリハリのあるのにスキニーな体つきの上にちょこんと乗っていた。

ヌヌはいつも大股で颯爽と歩き、天使のような歌声で鼻歌を歌い、仕事をしていた。男も女も、ゲイもレズビアンも、大人も子供も、芸術家も宗教主義者も、彼女に出会ったすべての人が一目で彼女に恋をした。

いつも威張り散らす人は、彼女の前では借りてきた猫のようにおとなしくなる。
無骨で自己表現が苦手な人は、彼女の前では自然と言葉が生まれ、流れるように会話がつながっていく。
春の陽だまりから生まれた妖精だと思った。

そのヌヌが愛用していたのが、この写真の香水である。トップは、軽やかで自由なフローラルノート。そこから優雅に流れ、ラストは成熟したまろやかな香り。まさに、媚がなく凛とした、そして母親のような包容力を感じさせる彼女そのものだった。

ヌヌは、私にも快くその香水を使わせてくれようとしたが、私には中盤から終盤にかけての重みが似合わず、彼女のように23歳くらいの大人になれば似合うのかと思った。それから4年後、日本のデパートでそれを見つけたが、やはり似合わなかった。

そして昨日、空港でこの香水と再会した。懐かしさで手首につけたところ、自分の中の何かがカチッと調和した。私が今つけたいものは、これだと思った。

19歳の私になく、彼女にあったもの。それが今なら何かよくわかる。それは、他人への分け隔てない深い愛情だ。

ヌヌは、幼い頃は小説だけが友達というおとなしい少女だったが、両親の離婚をきっかけに、人が変わったように外交的な性格になったという。
父と、父の恋人の男性、その友人の男性の4人でずっと暮らしていた。その環境の中で、本当の意味での愛情が行き交う様を身近に常に感じ、彼女にも降り注がれ、やがて自分から他人に愛情を与えていくことを学んでいったのだと思う。
私と彼女の差は4年という年齢差だけではおさまらないほどのものだったのだ。

イスラエルから帰国して、最後に彼女から届いた手紙には、ロンドンでパフォーミングアーツを勉強するということ、そして一人のトランペット奏者に恋をして身も心もとろけてしまった、その恋はうまくいかなかったけれど、とても幸せだったと書いていた。

彼女にいつかまた会うことがあれば、伝えたい。
私も、今、とても愛している人がいるんだよ、と。
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# by love_joy | 2012-06-05 15:53 | LOVE&JOY

プラハの夏

午後九時、プラハ。
戦争で破壊されなかったからこその夜景。
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# by love_joy | 2012-06-04 03:54 | 路地裏のヒトコマ

空ごはん、復活です。

気づけば季節更新のようになっています(恥)。

2011年6月からはミュンヘンでしたが、次ぐ2012年6月からはフランクフルトに住むことになりました。
ミュンヘンは緑も多く、ボヘミアンな雰囲気が大好きなのですが、
また空の仕事に復帰するためです。

仕事とプライベートを両立するためにちょっと大変になりますが、
やれるとこまでやってみようと思います。
こういう機会を頂けたことに、本当に感謝です。

ようやく、『空ごはん』も再始動♪
その前に、まずはトレーニングをパスしないと!
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
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# by love_joy | 2012-06-04 03:11 | はじめまして

マリアージュ

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ドイツ料理はイモばかり、と言われるだけあって、この1段目は全てじゃがいも。ここでは全10種類。『きたあかり』に近いものから『紫イモ』まで。全てがドイツかフランス産。

ドイツ人にとっての豚料理とじゃがいものタッグは、日本人のごはんと味噌汁のタッグに似てる。

そして、糠漬けのポジションと近いのはザワークラウト。同じく植物系乳酸菌の宝庫な発酵食品だけれど、手間がかかるから、家庭で作られなくなってきてるみたい。
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# by love_joy | 2011-10-01 02:47 | 路地裏のヒトコマ

今、結びつくもの。

ミュンヘンに移り住み、3ヶ月たとうとしている。

また今、過去に落としてきたピースがだんだんはまり始めている。
それも、自分が、昔完成しきれなかったパズルのピース、それらが逆に今度は自分を別の新しい絵へと導いてくれているようなのだ。

よしもとばななさん(当時吉本ばなな)著『キッチン』で、『人生の終わりは台所で』というような描写があったけれども、まさに客室乗務員をしていた私はそれで、自分の最期は機内でと(笑)
会社にもお客様にもはた迷惑な話である。

が、熱烈に愛してしまう仕事に就けたのは本当にラッキーだった。
今はそれを辞め、ミュンヘンに住んでいる。

だが、日々の出会いの中でのご縁から、私が学生来細々と続けていた文筆関係で、お声をかけて頂いた。
私が携わっていたのは別分野かつ別名だったので、お声をかけて下さった方は、私が文筆業に少しだけ携わっていたことは全くご存じない。
ただ、何度かうちで御飯をご一緒させて頂いただけだ。
それが、その方が日本にご帰国後、マクロビオティックの分野でと、文筆のお仕事を紹介して下さる運びとなった。

いつから、パズルのピースが手元に集まり始めていたのか分からない。
5年前に病気をし、客室乗務員に今ならないとダメだと直感した時、文筆関係と距離を置いた。そしてベースのドバイに住んだことで逆に自分のルーツである玄米を食べてみたくなった。

もっとおいしい玄米ごはんを食べたいと思った頃、京都の『むそう塾』の玄米炊飯クラスの申し込みに間に合った。そこでワイルドで洗練された先輩方に出会った。
始まりが良かったので、私の中でマクロビオティックは、ワイルドにしなやかに生き抜くための刀という位置づけにストンとなった。

その後ドバイでの仕事を辞めミュンヘンに渡り、幸せで楽しいながらも、何か別の強いものが内面でざわざわしかけていた頃、この話が急に舞い降りてきた。
また、ここに還らせて頂けたんだなと、しびれるほど嬉しかった。

病気をした5年前に思い描いた、『10年後の自分』の絵、そして今見えかけているぼんやりとした絵、これらは、きちんとどこかで重なっていくのだと思う。
けれど、今は何も考えないで、目の前のことに集中しようと思う。

花のように、光の指す方に顔を上げていれば大丈夫な気がする。
あとは、体当たりのみ!
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# by love_joy | 2011-09-01 05:48 | たわいのないこと